安倍城跡(静岡市葵区) 2011.1.2更新
<洞慶院〜増善寺分岐〜安倍城跡〜西ヶ谷・内牧分岐〜西ヶ谷総合運動場>
安倍城跡は今から約600年前の南北朝時代、南朝方の武将として活躍した狩野貞長公の居城跡で、貞長公はここを居城に北朝方の今川氏に対抗したそうです。安倍城跡の袂にかかる狩野橋は貞長公に由来して名付けられたものだということです。
国道362号の羽鳥バス停からは、久住川沿いに進み、走れば10分弱で洞慶院内の登り口に着きます。ここからは33体の石仏に導かれての山道で、バイパスコースがいくつもありますが、緩やかな道を常に選択していけば石仏を数えられます。以後、小走りで行けば20分前後で33番石仏に着きますが、途中17番石仏だったと思いますが、開けた場所の鉄塔から上下2か所の道に分かれます。下の道にいけば石仏順に行くと思いますが、上のコースを選択すると余りに急で少し後悔しますが、結局、石仏道に合流します。
ここから安倍城跡まで小走りを入れて25分程度で、迷うことはないと思いますが、上り下りの林間の道で、はっきりとした道もなく、サインも特にないので少し不安になります。安倍城跡には巨石の石碑が建っています。左には富士山、正面には日本平、遠くは伊豆半島まで見渡すことができますが、南北に横たわった賎機山が特徴的です。
帰りは西ヶ谷・内牧方面に下りますが、分岐には道標があり助かります。西ヶ谷方面へは小走りで約22分ほどで農道に出て、7分程度で西ヶ谷総合運動場に着きます。
どうしようもない急な登りはほとんどなく、トレイルランとしてはなかなかよいコースだと思います。
安倍城跡石碑
市内(日本平方面)を望む
増善寺分岐
西ヶ谷・内牧分岐