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ゆめみかり - 18/05/31

コメント: 制限時間との闘い

 潰れるかもしれないフルマラソンを除き、背中を故障する前の平成29年3月前までは、マラソン大会での制限時間への恐怖はありませんでした。しかし、故障してからはスピードが余りに下がって、現在では制限時間との闘いです。
 私が参加するマラソン大会では概ね、10K:70分、ハーフ:2時間20分(上り坂が多ければ2時間30分)、フル:6時間から7時間といった制限時間です。最近では10Kはほとん出ませんが、フル以外は7分/Kの計算であれば、ある程度走っている人ならなんとか可能だと思いますが、自分がその立場になって非常に厳しく感じているのがハーフです。2時間20分だと6分38秒の計算となり、10K、フルに比して初心者にはなかなか厳しいのではないかと今更ながら思っています。フルも基本的な部分として距離を踏んでいなければ成り立ちませんが、ペース的には、スタートロスが5分程度として、5時間以内は7分/K、5時間30分が7分40秒/K、6時間が8分24秒/Kでいいことになります。しかし、ハーフは距離を踏むことよりも、そもそも6分30秒/K程度の走力が最低必要になってしまいます。
 そういったことから、今の私は速く走るため、というより、制限時間をクリアするために、6分/K以内が楽とは言わないまでも多少余裕のある走力を目指して自分自身と格闘しているところです(^○^;)


ゆめみかり - 17/12/11

コメント: ランニング同志

 この直前のちょっと一言「走れる喜び」の袋井クラウンメロンマラソンには、私の二女が初フルマラソンで出場しました。娘の練習量から25k以後は危ないなとは思っていましたが、案の定、22k過ぎで先行していた娘に追いつきました。リタイヤするほど潰れてはいませんでしたが、その後、ペースもほぼ同じだったので、最終的にフィニッシュまで伴走することになりました。
 22Kから一緒に走り始めた当初こそ精神的には私が優位に走っていたのですが、終盤になるとランニング同志という感じで、多少のペースの差は気にならず、20kもの長い距離を一緒に苦しんだ仲間として、一緒に万歳してフィニッシュでき、大変いい思い出になりました。娘も初マラソンで、給水所以外では歩かず完走し、よく頑張ったと思います。


ゆめみかり - 17/12/11

コメント: 走れる喜び

 ランニングメモリー2017/6/27のとおり、ランニングは当分諦めてウォーキングに徹していましたが、冬以降のマラソンに間に合う限界と考え、9月に入り5K前後のランニングを再開し、長い距離には至らないもののペースも上がってきたという矢先の9月末、突然、腰が痛くなり、走れなくなってしまいました。その後、走ってはみるものの、9分/Kがやっと、しかも継続ができないということで、初めて針治療に通ったり、図書館で本を読み漁ったり、なんとかできないか試行錯誤の毎日でした。
 そんな時、「体幹を鍛える」という内容の本に出会いました。さすがに背骨にも腰にも不安感があるので「体幹を鍛える」までには至りませんでしたが、この本にあるストレッチと腹式呼吸を試し、その腹式呼吸を使ったランニングをしたところ、嘘のように余り背骨にも腰にも負担がかからず、体そのものは大変つらい時もありましたが、10月末から12月初まで、前半は10k/2日、後半は16K/2日のランニングが出来てしまいました。その結果、ランニングメモリーのとおり袋井クラウンメロンマラソンを完走することが出来ました。
 約8ヶ月ぶりのレースだったので、レース中、走り切れるかなという弱気が正直出ましたが、それよりも「走れる喜び」の方が大きく、時折走りながら笑顔が浮かんでいる自分を感じて走りました。


ゆめみかり - 17/04/13

コメント: 人生の柱

 私の「人生の柱」は、「ランニング・酒・サウナ」です。特にランニングは仲間に恵まれて20代後半から始めました。当時、仲間と走ってから酒を飲んでは「60歳まで走れるかな? 60歳になっても走っているぞ!」と言っていたものです。30歳前後の自分に当然ながら60歳の自分に具体的なイメージがあるわけではなく、漠然と言っていたわけですが、60歳になった今、なんとか走っていることができ、当時を考えると感無量です。
 次はとりあえず、「70歳になっても走っている」を目標に、私の3本の「人生の柱」にもたれかかって頑張っていこうと思います。もっとも、「酒」という柱には「もたれかかって」ではなく「寄りかかって」程度にしたいと思います(笑い)。  


ゆめみかり - 17/01/03

コメント: 幸せなこと

 またまた久々の書き込みです。年末年始フルランニングを始めて5年、無理せず10k超/日、年によっては9日連続もあり、辛くもありましたが、今年度の練習が35分超/5kのなか、前半5kを30分以内のペース走で通しました。今の自分にとっては、非常に苦しいペースで、とても慣れたとは言えないわけですが、元旦のジョグを除いて、1月3日は27:17を達成でき、自分を追い込めたという意味でも、自己満足の世界ではありますが、こんなに嬉しい、充実した、苦しい、幸せな6日間でした


ゆめみかり - 15/03/08

コメント: 夫婦ランニング

 ウォーキングをしていた妻が平成25年より少しずつ走るようになりました。最初は私も教えるという気持ちだけでしたが、10K〜20K練習のときも妻が伴走する(一部区間は自転車)ようになると、ランニング仲間という感じになってきました。
 以前は職場の仲間と一緒に走っていたのですが、色々すれ違いから、ここ10年以上は基本的に単独練習でしたが、久々に人と走るランニングの楽しさを見出しています。
 妻も今では週1〜3回、距離も1回は10Kを目標として走っています。レースも昨年の4月の掛川新茶マラソンを初めとして4レース(5K)に出場し、大会の雰囲気も楽しんでいるようです。
 ランニング練習では、ペースはもちろん、考え方もそれなりに違うわけですが、相違は当然のことと理解して、切磋琢磨していきたいと思います。
 まあ、人生と同じということですかね。


ゆめみかり - 15/03/08

コメント: ランニングに向う気持ち

 前回(平成12年11月3日)の書き込みにあるように、その後も「給水所以外では歩かない」が今年度の掛川新茶マラソンまで8レース連続となりました。
 しかし、余りにも練習ペースが遅くなり、去年の夏は8分弱/Kも度々で、やはり足の筋力が落ちたんでしょう、10月のしまだ大井川マラソンでは5年(14レース)ぶりの途中リタイアとなってしまいました。
 その後、奮起して10K、20Kの練習の中で5K〜10Kのペース走を取り入れ、その後の2レースでは「給水所以外では歩かない」となりました。
 走力が落ち込むといつも思いますが、練習内容は試行錯誤の繰り返し、今後もランニングへの情熱は失わないようにしたいと思います。  


ゆめみかり - 12/11/03

コメント: 7分超/Km走り!

 久々の書き込みです。平成24年度11月までのフルマラソンの2回(掛川・しまだ大井川)とも、タイムはさることながら、エイドステーション以外では全く歩かないという自分の中で非常に満足する結果となりました。これは標題のとおり、30K過ぎに「非常に遅いペースで走り続けることができるようになったから」と感じています。今までも潰れてきて、このぺースになることはありましたが、すぐあきらめて歩いてしまいました。
 このことは確信的にそうなったわけではなく、ここ数年は練習で体が重く、特に夏はこのペースで走らざるを得なかったということです。しかし、それが幸いして「走り続けるのをあきらめない→遅いから我慢できる」となり、その我慢する気持がフルマラソンに出ているということだと思います。12月またフルマラソンがあるので、そこで検証してみたいと思っています。
 もっとも、サブフォーならこれは無理で、4時間30分以内なら30Kまで3時間以内で行けた場合のことですが・・・。42K通してこのペースの自信はありません。また「このペースでは走リ切れていない」という議論は、とりあえず棚に上げていきます。


ゆめみかり - 10/03/28

コメント: 努力は裏切らない! あと、不平等はありますよ・・・

 2年3カ月ぶりの書き込みです。どうも最近、年のせいか他の更新も含めて億劫になっているようです。特にこの「ちょっと」は情熱がないと書けません。
 ランニングメモリーの2010の目標にもありますが、富士登山競走(山頂コース)が2010大会から参加資格が「過去3年間に5合目ゴールが2時間30分以内」となりました。もともと5合目関門時間が2時間20分とはいうものの、クリアーできない者(または初挑戦)は5五目コースから実績を上げなければ出られません。しかし、ある意味、これは望むべきことでしょう。私が20年前に出た時は、それなりの練習量をこなしていても「今の自分で出場資格が本当にあるのか」という不安がありました。今回の改正のとおり、実績を積んで出場資格を得るのはやむを得ないと思います。また、この大会は時間内完走ができなければ完走賞(以前はメダル、今はTシャツ)をもらえず、それを獲得することはひとつのステータスでした。
 さて、ここ数年、連敗中の私にも山頂コースの参加資格がありました。これは標題のとおり、あきらめなかった結果によるものです。山頂コースの5合目関門時間は2時間20分、しかし、この時間ではとても山頂の制限時間は非常に困難です。なおかつ、5合目に2時間30分前後に来るランナーは、多分1時間前にはこの関門時間に間に合わないことが予想されるはず。だから、その後のモチベーションを保つことはかなり苦しい。私もそうで、「とにかく5合目に行けばいいや」と思いましたが、「(翌年度に生かすことも考えて)ダメでも全力を尽くしていこう」ともがいた結果、2時間30分を1〜2分クリアできました。クリアしたときには何も意味のないタイムでしたが、なんと、今回、それが生きた、 私はこのことに非常に感動しています。
 フルマラソン大会にしても、以前は完走しなければもらえなかったTシャツが一律もらえるようになり、また、5時間制限が6、7時間制限となってきています。ある程度、経験のあるランナーならば、この「5時間」の意味は十分分かっており、練習量との引き換えに、5時間で完走できなければ「時間内未完走者」「完走賞なし」は納得したものだった。大会主催者の参加者を募る苦労は理解するものの、そういう「不平等」はあってもよいのでは?


ゆめみかり - 07/12/10

コメント: 自分を信じ、前を見て、思いっきり走ってください!

 これは実は、袋井クラウンメロンマラソンに行くその日の早朝に中学3年の娘(陸上部)がメモに書いてくれた言葉です。今までこんなことは特にしてくれたことはありませんが、ありふれた文句ではありますが、今回はこの言葉に非常に助けられました。
 レース中何度も何度も歩こうとしましたが、この言葉をその度に口ずさんで「走り続けるはずだ!」と思い直しました。もちろん、それは練習に裏付けられた自分がいるからで、この言葉を生かすには、「信じられる自分」を造るのが前提で、日々の取り組みが全てだと、つくづく思い知らされます。


ゆめみかり - 07/11/02

コメント: 気持ちは千日回峰行! 継続する秘訣は「言い訳しない」!

 7月後半より雨の日も風の日も台風の日も、深夜の用事で寝不足の日も早朝走り、連続100日ラン、ただ1日のみ早朝の用事のため夕方走りました。終わってみると「まだ100日」とも思いますが、疲れもたまってきており、寒くなって寝起きも悪くなってきたので、距離的には無理をせず、とりあえず「継続」のみを目標に次の100日を目指したいと思います。
 標題の「言い訳しない」は言い換えれば「止める理由を考えない」ということです。止める理由は何が正当なのか、「大雨なら・・・」「二日酔いで・・・」「今日は残業で・・・」「今日は○○があるから・・・」と止め、「夕方走ればいいや」となり、結局、「今日はいいや」などとなってしまう。やる時もそうですが、止める時も理由はなんとでも作れてしまう。それなら「止める理由はない」と思い込んだところ、躊躇せずに家を出れるようになりました(出ない理由がない)。特に10月は「こんな日に走ってもいいのか?」という日も走りました。もっとも病気、故障の類はもちろん別ですが、やはり、「少し熱っぽい」「少し膝が痛い」等々で悩むことになるんでしょうね。
 ちなみに、早起きは大分習慣づいてきたようで、最近寒いので目覚ましで一度起きてから目をつぶってしまう事もありますが、5分程度ですぐ目が覚めます(以前はそのまま30分程度は寝てしまいました)。でも、残念ながら、足の方は簡単には慣れてくれませんね。ペースは多少あがったものの、とても軽くなったとは言えません。まだまだ重い日があり、「辛抱、辛抱」の日々です。
 しかし、精神面では大きな成果があります。夜に走っていたときは、仕事も終わりになると「走らなければ」というプレッシャー、逆に「今日は残業で走れない」という理由で、言い訳しているくせに自分を責めている(振り)モヤモヤ感がありました。今は、「朝走れなくても夜がある」という余裕が、かえって早朝走らせる源になっているような気がします。  


ゆめみかり - 07/08/31

コメント: 武士の情けはないのか・・・。マスコミさん。

 今日の新聞の夕刊に、あの悪名高きJR福知山線の記事が載っていた。「(体調が悪く)便意をもよおした車掌がトイレに間に合わず粗相。ダイヤが乱れた」というものである。
 はっきり言って「生理的なものは仕方がないのでは・・・。仕事(プロ)として批判されるべきものではあるが、こんな書き方をしなくても・・・。武士の情けはないのか・・・。」という感じ。これには異論のある人はたくさんいると思いますが、私も走っていると便意の苦しみはよくあり、必死にトイレを探す状況となります(私だけ?)。「書くなとは言いませんが(報道すべきでしょうが)、そんなに鬼の首を取ったような報道をしなくても・・・」と思います(私だけ?)。


ゆめみかり - 06/11/20

コメント: これからだ!高橋選手、頑張れ!

 昨日の東京国際女子マラソンでの高橋選手は残念だった。ちょうど1年前の真下のコメントを見ても自分の気持ちの違いは大きい。ただ単に負けたということではなく、その負け方が非常に残念。30K過ぎ早々の引き離され方は、今までの高橋選手の相手を見るようだった。また、その後の極端な落ち方は、悪天候だったというものの、やはり年齢を感じざるをえない。
 しかし、むしろ今までが勝ち過ぎた(期待感があり過ぎた)というべきで、北京に向けてどれかのレースで最高の体調を得て勝機をつかんでほしい。今後も応援しています。


ゆめみかり - 05/11/20

コメント: やっぱり、高橋選手は大したもんだ!

 今日の東京国際女子マラソンでの高橋選手はやはり素晴らしかった。また、レースとしても面白かった。久々に見るサバイバルレースで、絵に描いたように集団から一人一人落ちていった。もっとも他の日本選手等の力がなかったのかもしれないが・・・。
 しかし、やはり高橋選手の勇気には恐れ入る。以前のように無謀とも思える早目の勇気(スパート)ではなかったが、今日のレースでの高橋選手の意味を考えれば、やはり特筆すべきスパート(勇気)だと思う。また、そのスパートが素晴らしい。全く他の二人を寄せ付けないもので、まさしく、「これこそがスパート(勝負)だ!」と言いたい。足の故障について事前に発表したのは私も「おや?」とは感じたが、レース後の高橋選手のコメントの「『チームとして出した結論』を表明したかった」をきいて違和感が消えた。
 なお、そのコメントの中で社会的なメッセージ(聞く人によれば偉そうな話)を伝えていたが、これも高橋選手の性格か、「偉そうな話」とは感じなかったのではないだろうか。高橋選手は「自分は走ることで社会にメッセージを伝えたい(自分は走ることでしかメッセージを伝えられない)」という思いがあるのではないか。私はそう思う。


ゆめみかり- 04/03/15

コメント:  残念、高橋尚子選手! なんだかオリンピックもつまらなくなっちゃったな〜

 今日の高橋尚子の記者会見は大体、各テレビ局を見ました。一言で言えば「いさぎよい。笑顔。さわやか。」ですが、小出監督が言った「専門家が選んだのだから仕方がない」は、やっぱり「専門家はみんな高橋を選びたかった」に置き換えたくてしょうがない。瀬古さんを筆頭にマラソンに情熱のある人はみんな高橋選手を押していた(世界で戦える選手と認めていた)。もし、高橋選手の競合選手が一人なら、多分、高橋選手が選ばれていたと思う。しかし、今回は坂本選手と土佐選手の二人で、レース内容からも一人だけを落とすわけにはいかなかったんでしょう。確かに二人を比べれば一人だけは落とせないでしょう。また、マスコミに言いたいのは、今日のテレビでも問題を提起していたが、その選考方法の根底にあるのは、男子も含め、テレビ局(スポンサー)のエゴじゃないか!と思う
 高橋選手、小出監督のコメントの通り、「決まったことは仕方がない」。しかし、今後、くだらない人間が選手・監督を中傷することだけは止めてもらいたい。ソウルの瀬古選手のあの苦しみは絶対に選手には受けてほしくない。瀬古選手は、「努力したことのない、馬鹿な、くだらない、薄っぺらい」人たちにより、陸上とは関係のない事で非常な苦しみを強いられた。脅迫、カミソリの送付等、実に情けないことだった。そんな馬鹿な人に瀬古選手は陸上寿命を早まれたようなものだ。
 その意味では今回は逆の選考結果(素人向けには理屈どおり)なので、心配するほどはないと思うが、それでも馬鹿な高橋のファンがいるかもしれない。選出選手へのくだらないことは、今日の高橋のコメントを斟酌し、是非止めてもらいたい。このことについては、正直に言えば、瀬古選手の立場に、高橋がならなくてほっとした気持ちもあります。
 表題のとおり、自分の中では、高橋選手が選ばれなかったことで、オリンピックのマラソンに興味が薄れたことは事実です。高橋選手には、「今年は記録を狙い、来年度以降はオリンピックのメダリストを完膚なきまでに打ち負かす」夢を託します。
 でも声を大にして言いたいのは、オリンピックでの活躍は非常に大きなことですが、記憶に残る選手は、瀬古選手のように、また別だということです。野球で言えば、長島茂雄さんですか、「記録に残る選手」と「記憶に残る選手」とは別です。
 瀬古選手はオリンピックでは実績は残せなかった。しかし、瀬古選手の勝負強いレース内容は人々の記憶に残っているはずで、アンケートをとれば、多分、「史上最強のマラソンランナー」の第1位には瀬古選手が選ばれるはず。そうでなければならない。私は確信している。
 高橋選手もそんな選手だと思う。すこし瀬古選手と違うのは、瀬古選手ほどのレース回数がないことか。もちろんあの瀬古選手はあまりにも別格であり、高橋選手自体、本来、別格な選手と思います。

 頑張ってください、これからも応援しています。高橋尚子選手!


ゆめみかり - 03/02/02

コメント:  レースには「ありがとー走法」が効くかも?

 今日、レースメモリーのとおり自己満足する結果でした。その原因が標題の「ありがとー走法」でした。一流どころでは、中国電力の佐藤進選手の「微笑み走法」が最近は有名です。私もそれをまねて書いてみました。
 「ありがとー」とは沿道の観衆の声援に対してのことですが、レースに出て何年たってもレースの前半はお礼を言えないし(はっきり言えば他人に言うのも変かなとの気持)、後半でもなかなか自然に言葉が出てきません。もっともレースのスタッフには極力答えるようにしていますが。
 今日も同様で、後半、苦しくなって燃える気持が出てきてから時折お礼を言うようになっていました。しかし、最初は子供だけだったものが、そのうちハーフの残り6〜7Kくらいでしょうか、だれかれ問わず、相手の気合のこもった声援に、気合をもってお礼を言うようになりました。そうすると体に気合がこもって「タッタッタ」と力強く走ることができたように感じました。その感覚はラストまであり、スピードの維持にくじけそうになったとき助けてもらいました。これは、たぶんにコースが広くない道路で、沿道の声援を身近に感じられたことも大きい原因と思います。
 だれでも経験があるように身内とか知人の応援に足が弾むようなことがあります。今回も同様の効果と思いますが、全く他人の沿道の人にこんなに力をもらったと感じたのは初めてでした。もっともラストまで走れたので、終わってからの足の筋肉痛はかなりのものでした。なお、「ありがとー」は、当然、苦しくてはっきり「ありがとう」とは言えないからです。


ゆめみかり - 02/10/20

コメント: 自然は大事だとつくづく感じます

 昨日、国1バイパスの自歩道を含むコースを走りました。その中で延長2K強のトンネルを通りました。約15年前にできたものですが、前後のコースから以前より走ってみようと思ってはいたのですが、排気ガス等がいやだなとは感じていました。しかし、走ってみて本当にまいりました、というより環境についてつくづく考えさせられました。
そのトンネルは割りと近代的なのだろうと思いますが、?オレンジの車のライトが切り裂く闇、?車と、トンネル上部の通風機の轟音が作る闇の世界の音、?トンネルと車が作り出す生暖かい強烈な風、?排気ガスによる塵(埃)、まるでSF映画にあるような退廃した未来都市を連想してしまいました。
 子供に多いアトピー等、環境が為せる技と感じていたし、環境が悪いことは理屈ではわかったようなつもりでいました。しかし、昨日のトンネルは本当に将来の地球の縮図のような気がして、走っていて恐怖を感じました。なにも今まできれいな所ばかり走っていたわけではないし、時間にすれば10分ちょっと、なにも倒れるほど息苦しくなったわけではありませんが、出口が見えて、新鮮な風を感じたときに「助かった!」と心から思いました。
 「では、改善のために何をするんだ」と問われれば明確な答えはありません。しかし、別に走らなくても、歩く、ハイキング、キャンプでもなんでもいいと思いますが、時々は、ひとりひとりが人間本来の力だけで自然と接することは、少なくとも今の環境の悪い部分を実感することにはなると思います。


ゆめみかり - 02/10/14

コメント: 2002アジア大会に思うこと

 陸上は惨憺たるものだった。特に男子は目を覆うばかりでした。そんな中で、いくつかコメントしたと思います。
まず、中国の長距離トラックの孫迎傑にはビックリしました。報道にもあったように、かって中国の馬コーチに率いられた長距離トラック軍団「馬軍団」の「王軍霞」の再来だ。王選手はすごかったというより、本当にビックリさせられた。10000mを全くぶれることがなく、力強い足取りで駆け抜けた。テレビで見ていても「タッタ、タッタ」とトラックをける音が聞こえるようだった。孫選手も同様に力強かった。特に5000mでは福士選手を全く相手せず、ほんの1000mでスパートし、「ピューン」と擬音語が画面に現れるように、なんなく走り抜けた。王選手は表情があまり変わらなかったが、孫選手は多少、表情が出るようだ。しかし、その足取りにはまったく不安は感じられない。それにしても、残念ながら相手にならなかった福士選手のコメントには少しがっかりしました。
 次は女子マラソンです。32キロ過ぎで、北朝鮮の選手が抜け出したのはその通りですが、それまでトップを走っていた大南選手の足を引っ掛けたことをマスコミが全く取り上げないとはどういうことでしょう? あんなに長期に渡り、接触覚悟のような接近した走りは見たことがない。まさしく、スパートの時には大南選手を引っ掛けたと言われても仕方がない。  また、弘山選手はりっぱだが、最初の5K19分弱はいかんせんおかしいでしょう。勝負に徹するのなら、なぜ最初からトップに出たんでしょう。トップに出たんなら、高橋選手じゃないが、自分のペースで行くしかないでしょう。あの弘山選手が他国のあんな太った選手もついてくるレースで競っているのは非常に残念。男子もそうですが、アジア大会のマラソンは、その人数、レベルからやるべきではないかもしれない。
 最後は男子マラソンですが、もともと期待感は全くありませんでしたが、惨憺たる結果でした。期待通り優勝が14分、銀メダルの清水選手は4分近くも遅れるタイムでした。瀬古・宗兄弟・中山がこの結果には言葉が出ないのでは?
 アジア大会ではないが、シカゴマラソンのニュースも飛び込んできた。特に女子が17分とは! 小出監督のコメントの「15分台」は現実味を帯びてきた。また、男子の高岡選手の日本最高も素晴らしいが、勝負とは別だろう。もちろん高岡選手の潜在能力の高さは言うまでもない。しかし、勝負は瀬古選手に代表されるように、消耗戦にどれだけ絶えられるか、だ。
 ただ、以前、中山選手が「10000mをスピードアップすることはもちろんだが、10000mの延長がマラソンではない。そういうふうに考えている選手はマラソンには勝てない。マラソンのなかでの10000mなのだ。」と(いう主旨だったと思う)言っていたことを思い出す。「さすがに1番を狙う選手は違うな」と感心したものだが、昨今のマラソン結果を見ると、逆に、まさしく、「10000mの延長ができる選手がマラソンに勝てるのかな」と思わざるをえない。
 なお、渋井選手の監督が「今日のレースでは高橋さんでもついていけないでしょう。」と言っていたらしいが、そこが勝っていない選手と勝つ選手の違いだと思う。高橋選手は「勝てないかもしれない」レースに実際、勝ってきた。自分のような素人には技術的に言う術はもちろんないのだが、その素人の抱く期待感は、ある意味で、レースの勝負に非常に的を得ていると感じている。確かにロサンゼルスの瀬古選手のような期待はずれはあるが、多分、期待感をもって瀬古選手を見続けてきた素人たちは、その結果には納得していることだろうと思う。瀬古選手はその優勝回数ももちろんだが、精神的な意味で、十分に私の期待感を満たしてくれたのだ。


ゆめみかり - 02/09/29

コメント: 形容詞が見つからない、本当に素晴らしい ! 高橋尚子選手 !

 今日(ベルリンマラソン)の高橋尚子選手は、昨年にも増して素晴らしかった。「なぜ、25キロ過ぎからスパート」、これはシドニーオリンピックの選考レースである「そこそこの記録で勝てばオリンピックに出れるはずの」名古屋国際マラソンのときもそうだったが、今回も同様に尊敬の念をもって言わざるをえない。
 自分は、凡人の考えで、序盤は、ペースメーカーをつけなくてもフェルナンデスのペースメーカーを利用して勝負に徹しればよいと考えていたが、なんと高橋選手は抜いてしまった。その後もだれか他のペースメーカーが出てくると思っていたら、だれも出てこず、独走レースで、先行する男子選手を抜いていくというたくましさだった。昨年はペースメーカーについて多少の批判を言う人がいたが、今回は沈黙してしまったろう。むしろ、ペースメーカーをつけたフェルナンデスが先行する高橋選手を相手とせず、ペースメーカーのみを相手としていた無競争振りが目立った。
 今日はこれを楽しみに昼過ぎに12キロほど走り、焼酎をお茶割で飲みながらテレビを見ていましたが、30キロ過ぎあたりから飲むのを中断して見入ってしまいました。しかし、ヨーロッパはトラック・ロードレースが盛んなせいか沿道の観客のマナーがいいですね。日本のように数十メートルごとの警備もいないのに、だれもコースにせり出してくる人がいない。またロープもなく人垣でコースができているよう感じですね。


ゆめみかり - 02/09/7

コメント: 黒澤映画はやっぱりいいですね! 年とともに・・・。

 今週、NHKのBSで黒澤映画特集をやっていた。実は、プロフィールにはありませんが、私は映画ファンでして、中学〜高校は毎週のように映画を見ました(街ん子で、及び映画の券が当時手に入ったので)。その後、東京に行ったりして映画館は少し遠くなりましたが、逆に、東京の深夜テレビで、「植木等シリーズ」、「加山雄三シリーズ」、「悪名」、「兵隊やくざ」、「コンバット」「プリズナーNO」その他、映画・テレビの作品をたくさん見ました。年齢的に生では見たことがないものも多いし、地方のテレビしか見たことのなかった自分には驚きの連続でした。もちろん黒澤映画も何回かテレビでやるし、最近ではビデオにも撮ったりして、定期的に黒澤映画を見ていました。でも考えるに、20代、30代、40代、それぞれ感覚が違い、年とともに良くなります。これは一般的に言う「水戸黄門的な、年寄りの時代劇」ということだろうか? もちろん、水戸黄門を皮肉っているわけでなく、あの勧善懲悪の世界は私も好きですし、「寅さんシリーズ」などももすごく好きです。しかし、黒澤映画は別格で、年をとればとるほど、その奥深さを感じるような気がします。20代の頃はこんな風には思わなかったのですが・・・。今は「こんなにのめり込んで見入る映画は他にはないな」と本当に感じます。三船敏郎、志村喬も本当にすごい!


ゆめみかり - 02/07/3

コメント: パソコンが壊れた2!  〜プラス 再セットアップ〜

 まいった2! 今度は、ハードディスクそのものが壊れました。一言で言えば「消耗品だから」と店員の言うとおりでしょうが、「購入して1年ちょっとでそれはないでしょ」と嘆きたくなります。ただ、前回バックアップしてあったので気持ちにも余裕がありました。でもパソコンの「カックン、カックン」という音は不気味なものでした。結局、修理の見積もり期間も入れて、20日近くパソコンがない状態が続き、非常に寂しいものがありました。本当は修理から戻ってきたときには自己データ以外の基本部分はセットアップされていたのですが、プリンタ等外部機器をインストールしたときに不具合が生じ、「ままよ」と再セットアップしてしまいました。その再セットアップには前回の経験から多少自信めいたものがあったのですが、いざ始めると「なぜ?」ということが多く、最終的には支障がないとはいうものの、多少、元と相違が出てきて、色々とパソコンに自信が持てなくなりました。今回は「いい経験」などと余裕はなく非常に疲れました。


ゆめみかり - 02/04/29

コメント: パソコンが壊れた! 〜再セットアップ〜

 まいった! 正確に言えば、ハードではなく、Windowsのファイルの一部が破損したようです。原因は、「パソコンを速くするソフト」をインストールしたのですが、それが失敗に終わったことによります。ただインストールできなかっただけならよかったのですが、再起動したとき、プログラム開始エラーの表示があり、まずいなと思いました。結局、インターネットの機能の一部が修復できませんでした。実は、前々から動きがあまりよくなく、一度再セットアップしてみたいとは考えていたのですが、怖くてできませんでした。でも、こうなったら仕方ありません。本を買って必死で試みました。再セットアップそのものはマニュアルに従って2時間弱ですが、前後のバックアップ処理に時間がかかり、結局10時間ほどかかった計算になります。また、各種の再アップデートにも時間を要し、非常に疲れましたが、いい経験でした。


ゆめみかり - 02/01/13

コメント: 禁煙10周年 〜実行に必要なのは強い意志ではなくそれに足る理由(パッション)か〜

 平成4年1月13日、多分、この日は一生忘れないでしょう。それほど自分の中では強烈な出来事でした。
 私はそれまでハイライトを1日30本前後、酒を飲んだ日はさらに量は増え、二日酔いとともに翌日のランニングはきつかったものです。当時はまだ「二日酔いは走って治す」と非医学的なことを言って、ウェッ、ウェッしながら走っていました(走れました)。その日もいつもの二日酔い(タバコの量)と相違はなかったと思いますが、昼休みに走ったところ、今まで経験したことのないような苦しさでした。タバコも自分の中で重要な地位を占めていたので「ランニングを止めるか、タバコを止めるか」と真剣に悩み、結果タバコを止めました。
 しかしそれだけなら、また吸ってしまったでしょう。しかし、翌日走ったところ驚くほど体が軽かったのです。まさしく「弾むよう」で、こんな感覚は初めてでした。もちろん、一日二日で体が変わるわけはなく、4日もすると元の感覚に戻ってしまいました。しかし、1/13の苦しみ、1/14の軽さが強烈な印象となって二度とタバコは吸う気になれませんでした。
 それから持論として「禁煙(実行)に必要なのは強い意志ではなく、禁煙(実行)するに足る理由である」としています。「足る理由」というのは、言い換えれば、「好きなことに対する情熱(パッション)」と考えます。たまに健康面からでしょう、「ランニングを続けて意志が強いね」と言われることがあります。そういうときは「パチンコと(好きなことをやるのと)変わりません」と答えます。ランニングも「健康から入る」よりも「汗を流して気持ちいいという感覚をまず経験する」方が近道と感じます。
 そういう意味では1/13の苦しみはラッキーでした。もっとも他に漏れず、その後太って練習内容・レース記録が落ちましたが、人生の中で大きな節目だったと思います。


ゆめみかり - 01/10/01

コメント: 楽しいは楽しては得られない

 9月の練習は自分でも驚くほど成功し、満足する結果となった。その秘訣はやはり「絶対やるという強い気持ち」で、月の前半になるべく距離を貯金することだと思う。それが相乗効果で後半の頑張りを呼ぶ。素人なのに「無理せず、楽しく走る」ことからはずれるかもしれない。しかし、最近のスポーツ界で「楽しく」という言葉を簡単に言い過ぎではないかと思う。「楽しく」とは文字通りでなく、一般には「楽しい(充実感)は苦しんで得られる」ということと思う、そう思わなければ我々素人には続かない。それを文字通り「楽して」と解釈している風潮が若い世代にあるのは残念。一部の一流選手のマスコミ向けの軽い言葉がそれを助長している気がしてならない。


ゆめみかり - 01/09/30

コメント: 素晴らしい ! 高橋尚子選手 !

 今日(ベルリンマラソン)の高橋尚子選手は、本当に素晴らしかった。こんな期待感をもってレースを見れる選手は、あの瀬古利彦選手以来だ。
 瀬古選手は本当に凄かった。あの中山竹通選手の全盛期でさえ、瀬古選手の期待感を上回るものではなかったと確信している。また、瀬古選手に対する様々な中傷でさえ、その偉大さを打ち消すものではないと声を大にして言いたい。
私はロサンゼルスオリンピックのマラソンは瀬古選手が絶対勝つと思ってテレビを正座して見た。瀬古選手が帽子を投げ、その後スーと落ちていったとき、こんなことがあるのかと信じられない気持ちだった。連れの家で見ていたので、結局、その連れと海へ行ってビールを飲んだという結末だったのだが...。
でも、今までの瀬古選手の夢を見せてくれたその期待感は、その後、揺るぎようも無かった。ソウルでも、金メダルを取れるとは思わなかったが、瀬古選手には出てほしかった、見たかった。
 だからこそ、今日のこの結果をもってしても、その期待感には高橋選手は及ばないと思っている。しかし、高橋選手が瀬古選手を100%上回っていると感ずるものがある。
   それは「勇気」だ。すでにアジア大会、名古屋国際マラソン、シドニー五輪で証明済みであるが、特に後が無い名古屋でのプレッシャーのなかでの、あの勇気ある走り、ほぼ中間点でのスパートは鳥肌ものだ。
 今回も、ペースメーカー等言いたいことがある人はいるだろうが、いずれにしろ競争相手がいるなかでの勇気ある快挙であることは間違いない。自分のなかで、あの瀬古選手を上回る期待感のある、また勇気の点で尊敬に足る選手になりつつあることは間違いない。


ゆめみかり - 01/09/29

コメント: 月間走行200Kmはランニングのテーマです

 私のお気に入りサイトのランナーズについては大会情報等、非常に役に立っていますが、月刊ランナーズについて一言。11月号の記事の「走りこみの目標として200Km」はよいとして(同感です)、「200Kmなら無理なく走れる」には疑問を呈します。しかも「100Km走っているランナーならさほど無理がないはずです」とは...! 経験的に、生活している中ではまさしくこのラインがひとつの壁で、もちろん自分も環境の中で目指して頑張っている線で、クリアーできる月もあります。しかし、「無理がない」とは、市民ランナーの感覚としては違和感があります。確かに気持ちの持ちようで練習内容は変わってきます。私も月300Kmを超えたこともありました。しかしその時でも(もちろん今でも)200Kmのラインには、ある意味で、常に畏敬の念をもっています。