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静岡マラソン(静岡県静岡市)2018(第5回)

 

(1)種目

 ・フルマラソン 10,753人(完走9,676人)※人数は大会主催者発表

 制限時間 5時間30分

 ・ファンラン(11.6K) 定員 1,200人

 制限時間 1時間30分

 ・小学生の部(1.6K)  定員 各学年(4・5・6年)200人

(2)スタート・フィニンッシュ

 ・フルマラソン 静岡市役所静岡庁舎前 S 〜 JR清水駅東口   F

 ・ファンラン  静岡市役所静岡庁舎前 S 〜 静岡市中央体育館前 F

(3)参加賞

  ファイテン機能性5本指ソックス、ファイテンパワーテープ×30

(4)完走賞

  完走メダル、フィニッシュタオル

(5)コース

 この大会は徳川家康公顕彰400年記念事業として、2013年まで最長ハーフマラソンで行っていた静岡駿府マラソンを、東京マラソンを代表とするシティマラソンにリニューアルしたものです。そのためファンランという形で残ってはいるものの、静岡駿府駿府マラソンにあった10K、5Kコースが無くなってしまったので、フルマラソンは無理でも走ることに興味を持っている多くのランナーが残念に思っているものと推察されます。
 多くのマラソンでみられるような交通の要所を避けた農地や丘陵地を回されることはなく、アップダウンは特になし、平坦で走りやすいコースとなっています。当初は、2〜3キロの個所を3回繰り返すといったコースが含まれ不評でしたが、2017大会からコースが大幅に改善され、更に走りやすくなりました。
 スタート地点は両側で4車線の広い道路なのですが、スタートラインの大げさな造作の関係か、片側2車線に狭まれ、最終スタートのFブロックの中頃で、スタートまで約10分かかります。スタート直後に左折する北街道が両側4車線を開放しているのに残念なスタート設定になっていると思います。
 コースは、?静岡市役所前の大通りから左折し北街道に入って東に向かい、 ?流通通りを左折し北に進み、 ?観山中学手前を左折して市役所方面へ戻り、 ?スター地点付近から本通りを西へ、 ?安倍川まで来てUターンし、一辺約2キロを1周回る形で土手道を通って、再度、安倍川橋まで(18K過ぎ)、スタートから一部を除き、概ね広い幹線道路を走る気持ちのいいコースとなっています。 ?安倍川橋を渡って左折し、再度、安倍川を渡る南安倍川橋まで(中間点過ぎ)南へ、 ?南安倍川橋を渡り海岸通りを東に34キロ過ぎまで、一本道が続きますが、晴れていれば、富士山がよく見え、海とのロケーションもとてもいいと思います。 ?34K過ぎからJR清水駅市街地に向い、39K過ぎから市街地に入り応援も多くなります。 ?最後は清水区役所の横を通ってフィニッシュとなります。

(6)運営等

 まだ4回目で、最初のころは改善すべき点を数多く感じましたが、毎回、何らかの改善はされ、現在では、(次項の「もの申す点」を除き)特に大きな問題は感じません。
給水所等のスタッフ、沿道の応援は本当に素晴らしく、運営の多少の不満は吹き飛ばしてくれます。また、1〜3回目は雨模様で、セールスポイントの富士山が全く拝めませんでしたが、4・5回目はよく晴れて、特に他県からのランナーは満足されたと思います。天候が運営等の評価に大きく左右する大会と言えます。

 

★大会に物申す

 2017で自分が制限時間ぎりぎりになって初めて分かった最悪の大会運営がありました。
 1点目は最終関門のことです。関門時間に間に合わないランナーがリタイアになることはどこの大会でも同じですし、仕方がないことです。しかし、今回の最終関門はゴール残り600mに設置されています。途中関門をクリアして41K走ってきたランナーを残り600mで止めてしまうということも理解できないわけですが、その制限時間はゴール制限時間の5分前(5時間25分)に設定されています。600mを5分というのは8分20秒/Kですから、歩かない限り十分ゴールに間に合う時間です。事実、私は関門制限とほぼ同時に通過(すり抜けた?)しましたが、5時間29分を切れましたが、最終関門の役員は厳格に「もう駄目です。行かないでください。○番だめですよ。」という怒号にも似た声が後ろで聞こえ、すぐ走行止めのテープを張ったようです。ゴール制限時間に間に合う可能性が十分あるランナーを残り600mで止めてしまうなんてどういうことでしょう。直後に止められたランナーの気持ちを考えると無念でたまりません。
 2点目はフィニッシュのことです。私はフィニッシュ後、後ろを振り返る余裕はありませんでしたが、後日、大会HPで公開しているゴール動画をみて愕然としました。なんと、制限時間とともに走行止めのテープを張ったのです(2018は係員の横一列のブロック)。もちろん制限時間を過ぎたのですからゴールを片付けるのは当然です。しかし、ほとんどの大会は、なるべくゴールに向かってくるランナーは迎え入れる気持ちがあり、制限時価を過ぎた記録もとってくれるところも多い。ところが、この大会は、最終関門もそうですが、間に合わないランナーを締め出そうとするがごとくで、5時間30分前後の市民ランナーに対して、ここまで厳格にする必要性がどこにあるのでしょうか? 仮にフィニッシュ直後に渡す完走メダルの対象者が分からくなってしまうということなら、例えば完走記録証の受け渡し時にメダルを渡すなど方法はあるはずです。・・・市民マラソンって何?

 

《以下のコースマップ・会場案内図等は大会主催者作成の大会案内によるものです》

 

 

 

静岡マラソン(静岡県静岡市)2016(第3回)のコメント

 

?種目

 ・フル参加者 10,320人(完走率 89.3% 申込12,336人)

  日本陸上競技連盟公認コース 42.195K  制限時間:5時間30分

 ・ファンラン(10K) 1,054人申込 マラソンコース共有、順位付けなし
 ・小学生の部(3.2K)  360人申込 駿府城公園内コース、学年別男女表彰あり

?会場(スタート・ゴール)

 静岡市葵区役所前スタート、JR清水駅南口フィニッシュ

?参加賞

 5本指ソックス、チタンネックレス

?完走賞

 完走メダル、フィニッシュタオル

?コース

 この大会は徳川家康公顕彰400年記念事業として、2013年まで最長ハーフマラソンで行っていた静岡駿府マラソンを東京マラソンを代表とするシティマラソンにリニューアルしたものです。そのためファンランという形で残っているものの、10K、5Kコースが無くなったので、フルマラソンは無理でも走ることに興味を持っている多くのランナーが残念に思っていることと推察されます。
 コースは、多くのマラソンでみられるような交通の要所を避けた農地や丘陵地を回されることはなく、アップダウンは特になし、平坦で走りやすいコースとなっています。走路は、?2か所の折り返しを含みスタート7K過ぎまでは2車線、?駿府公園外周を含む11K過ぎまで1車線、?西へ安倍川の安倍川橋を渡って土手道まで(15K過ぎ)2車線、?土手道を除き東へ安倍川を渡る南安倍川橋まで(約19K)2車線、?南安倍川橋を渡り海岸通りを東に進み29K過ぎまで2車線、?29K過ぎから先ほどの27K過ぎまで戻る形で33K過ぎまでは2車線を2分割して往復する形となっています。?33K過ぎから清水市街地に入る36K過ぎまで2車線、?36K過ぎから37K過ぎまでは2車線のうち1車線が走路、?以後、ゴールまで清水市街地は概ね2車線となっています。
 インターネットの大会ルポでは「道が狭く混雑して走りにくい」等の意見もありましたが、申告タイム順のEブロック中ごろからのスタート(スタートラインまで5分29秒)で時間はかかりましたが、前半6分/Kのペースでは、他ランナーともほぼ調和がとれて、折り返しも含め特別なストレスは感じませんでした。知人はFブロック中ごろで10分かかったようです。
 しかし、前年に引き続き、せっかく広い道路からのスタートなのに、スタートラインの大げさな造作がランナーの波を狭めてしまい一旦止まるのはストレスを感じます。また、晴れれば富士山が見えてこのコースのセールスポイントである海岸通りのなかで、28K前後から33K過ぎにかけて2回折り返しがあり同じ道を3回走ることになりますが、このコースで唯一、非常に納得がいかない部分で、多くのランナーの不満があるところです。
 なお、前2回、今回とも雨が降り、当然ながら富士山は見えず、大会主催者、参加者ともついていないところです。

?運営等

  ●給水所等のスタッフの皆さんは、雨の中、非常に寒かったと思いますが、笑顔かつ大声で応援してくれて大変ありがたく、運営についての多少の不満は吹き飛ばしてくれます。
  ●申告タイムによる各ブロック召集閉鎖(以後は最後尾に並ぶ)が30分前から20分前に改善されました。
  ●ゴール直後は、多くのスタッフがチップのビニタイ外しや完走メダル、タオル等の配布を 行ってくれますが、縦並びなので余りスムーズとは言えないかもしれません。
  ●ゴール後の荷物受取は改善され、スタートブロック別に整理され、第1回目のような混乱 はありませんでしたが、第2回目と同じく余りにも縦並びで、ブロックによっては足を引きずって何百メートルも歩かされます。
  ●今回から更衣室テントが設置されました。
  ●今回の改悪と言っていいでしょうか、ゴール後のチップ外し等の一部の区間は仕方がないとしても、着替える周辺等多くの場所を「選手以外は立ち入り禁止」と応援者はガードされてしまいました。また、応援者が警備員にそのことに質問しても「私にはわかりません」と口をそろえて答えたようです。これでは、ゴール後の選手と応援する家族・友人等の一体感が全く無くなり、非常に残念です。他の大会でこのようなことは経験したことがないので改善が望まれます。
  ●いずれにしても第1回から続く雨という天候の悪さが問題点を浮き彫りにしすぎている感があり、晴れならば、また運営の印象は変わっていたものと思われます。

 

《以下のコースマップ・会場案内図等は大会主催者作成の大会案内によるものです》

 

 

大会ホームページより

 

 

静岡マラソン(静岡県静岡市)2015(第2回)のコメント

 

?種目

 ・フル参加者 10,169人(完走率 88.8%) 

  日本陸上競技連盟公認コース 42.195K  制限時間:5時間30分

 ・ファンラン(10K)  772人参加 マラソンコース共有
 ・小学生の部(3.2K) 343人参加

  ?会場(スタート・ゴール)

 静岡市葵区役所前スタート、JR清水駅南口フィニッシュ

?参加賞

 5本指ソックス、チタンネックレス

?完走賞

 完走メダル、フィニッシュタオル

?コース

 この大会は徳川家康公顕彰400年記念事業として、2013年まで最長ハーフマラソンで行っていた静岡駿府マラソンを東京マラソンを代表とするシティマラソンにリニューアルしたものです。そのため10K、5Kコースが無くなったので、フルマラソンは無理でも走ることに興味を持っている多くのランナーが残念に思っていることと推察されます。
 コースは、多くのマラソンでみられるような交通の要所を避けた農地や丘陵地を回されることはなく、アップダウンは特になし、平坦で走りやすいコースとなっています。走路は、?2か所の折り返しを含みスタート7K過ぎまでは2車線、?駿府公園外周を含む11K過ぎまで1車線、?西へ安倍川の安倍川橋を渡って土手道まで(15K過ぎ)2車線、?土手道を含む東へ安倍川を渡る南安倍川橋まで(約19K)1車線、?南安倍川橋を渡り海岸通りを東に進み清水市街地に入る35K手前まで2車線、以後、?ゴールまで清水市街地は概ね2車線となっています。
 インターネットの大会ルポでは「道が狭く混雑して走りにくい」等の意見もありましたが、申告タイム順のDブロック後方からのスタート(スタートラインまで3分前後)で、前半6分/Kのペースでは、他ランナーともほぼ調和がとれて、折り返しも含め特にストレスは感じませんでした。
 しかし、前年に引き続き、せっかく広い道路からのスタートなのに、スタートラインの大げさな造作がランナーの波を狭めてしまい一旦止まるのはストレスを感じます。また、晴れれば富士山が見えてこのコースのセールスポイントである海岸通りのなかで、28K前後から33K過ぎにかけて2回折り返しがあり同じ道を3回走ることになりますが、このコースで唯一、非常に納得がいかない部分で、多くのランナーの不満があるところです。
 なお、前回(第1回)、今回とも雨が降り、当然ながら富士山は見えず、大会主催者、参加者ともついていないところです。

?運営等

  給水所等のスタッフの皆さんは、雨の中、非常に寒かったと思いますが、笑顔かつ大声で応援してくれて大変ありがたく、運営についての多少の不満は吹き飛ばしてくれます。
  ?荷物預りの締切がスタート50分前から30分前に改善されました。
  ?申告タイムによる各ブロック召集締切(以後は最後尾に並ぶ)が30分前となっており、 参加人数から仕方なく思いますが、雨が降った場合は厳しく感じます。
  ?ゴール直後は、多くのスタッフがチップのビニタイ外しや参加メダル、タオル等の配布を 行ってくれますが、縦並びなので余りスムーズとは言えないかもしれません。
  ?ゴール後の荷物受取は改善され、スタートブロック別に整理され、第1回目のような混乱 はありませんでしたが、余りにも縦並びで、ブロックによっては足を引きずって何百メートルも歩かされます。また、雨が降っていたのに預け袋の口が天を向いていました。
  ?更衣室のあるビルは通路等を含め建物全体がごった返し居場所を見つけるのが大変なくら いでした。
  ?いずれにしても雨という天候の悪さが問題点を浮き彫りにしすぎている感があり、晴れな らば、また運営の印象は変わっていたものと思われます。

 

 

静岡マラソン(静岡県静岡市)2014(第1回)のコメント

 

?種目

 フル参加者 10158人(時間内完走 9059人) ※静岡新聞より

 国際陸連公認 42.195K  制限時間:5時間30分

?会場(スタート・ゴール)

 静岡市葵区役所前スタート、JR清水駅南口フィニッシュ

?参加賞

 Tシャツ、チタンネックレス

?完走賞

 完走メダル、完走タオル

?運営等

 大会スタッフは皆さん、笑顔で大変良くしてくれたと思いますが、運営的には以下の点が気になりました。

・荷物預かりがスタート50分前に締切ですが、季節がら厳しいものがあります。
・スタート場所の召集締切時間が30分前で閉鎖となり、以後は最後尾スタートとなりますが、参加者が多くやむを得ないのかもしれませんが、これも季節がら雨など天候によっては厳しいものがあります。
・フィニッシュ後の荷物受取場所ですが、ナンバーにより細かく分かれて受付があり、前から見ればちゃんと並べるのですが、主催者の指示する流れの最初の入口が狭いため、受付の前に進めず、ナンバーとは関係なく受付と並行する形で長い列が発生し、疲れたランナーが意味もなく何十分も並ばされることになっていました。
・完走証の発行については、何か所も用意してくれていたのですが、直列して用意されていたので、有効に機能していなかったように思います。これは記念メダルやミカンなどの配布にしても同じです。
・JRについては1本の電車では乗り切れず、本数もが少ないので、特に東京方面からついては不満があったようです。

?コメント

  この大会は徳川家康公顕彰400年記念事業事業として、昨年まで最長ハーフで行っていた静岡駿府マラソンを、東京マラソンを代表とするシティマラソンにリニューアルしたものです。
 コースは山間部は走らないので、特にアップダウンもなく平坦で走りやすいコースになっていますが、ハーフから35K手前の海岸通りは風が強くなることがあります。 また、その27Kから32Kの間を3回走る形となっており、その間が単調で少し嫌気がさすので改善が望まれます。
 給水所、沿道警備の皆さんは老若問わず、大きい声で一生懸命応援してくれ大変感謝します。他の大会に比べ、高齢の方が元気よく応援してくれるのが非常に印象に残りました。