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しまだ大井川マラソンinリバティ(静岡県島田市) 2018(第10回)

 

(1)種目

  2018年エントリー 〈フル〉男:7309人、女:1436人〈10K〉男889人、女549人
※記録証には年代順位はありますが、年代別人数はわかりません。   

(2)会場(スタート・ゴール)

  スタート:〈フル〉島田市役所前 〈10K〉島田市陸上競技場
  ゴール :島田市陸上競技場
コース :主に大井川マラソンコース リバティ(日本陸連公認コース)

(3)参加賞

  Tシャツ 他にお茶、ゴール後ドリンク、おにぎり  

(4)コメント

 「リバティ」は大井川左岸の河口0.8K地点から上流23.0K地点までを往復する、日本初の河川敷(災害用道路)を利用したマラソンコースで、1996年8月より整備が進められました。今まで、1997年5月に「大井川河川敷マラソンコース着手1周年記念マラソン大会(ハーフ)」、2000年11月に「開通記念 大井川「リバティ」マラソン大会(ハーフ)」、2002年3月に「第1期工事区間(17.9K)完成記念 大井川「リバティ」マラソン大会(ハーフ)」などが行われてきました。市をあげて大学・実業団の合宿などの誘致に努力されているようです。
 2009年11月1日、富士山静岡空港開港記念として、第1回大会が開催されました。第1回の開会式には、故障ということもあって金メダリストの野口みずきさんがゲストで来ていました。第7回大会から10Kの部が新設されました。
 河川敷コースにはウレタン舗装がなされており、交通の規制はなく、走りやすいのですが、日差しをさえぎるものはなく、暑さ対策は必要です。また、やむをえないのですが、単調なコースなので、レース以外の練習時には工夫が必要でしょう。
 参加が10000人に迫るということでスタートが危ぶまれますが、市役所前の大通りのためかスムーズで問題はないと感じました。ただし、河川敷に入るまでは道が急に狭くなったりするので、何箇所か詰まります。5K手前でリバティに入ってから下流へ約20.5K地点で河口折り返し、約34Kで一旦ゴールを通り、約38K地点で上流側を折り返し、ゴールへ向かいます。4時間から7時間の1時間ごとのペースランナーのサポートがあります。
 給水は5K以降〜3K毎に用意されており、ボランティアの皆さんには大変感謝します。17.5K地点のフルーツステーションに始まり、23.1K・28.1K・37.9K地点ではバナナ、梅干し、チョコなど充実した給食ポイントがあります。また、一旦ゴールを通る33.5K地点はチキンラーメン、大福、お粥なども加えた大エイドステーションとなっています。 ここで座ってチキンラーメンを食べている姿はレース途中とも思えない光景ですが、残り時間と満腹具合を計算しないと後で大変後悔します。
 ゴールしてから土手側へ約100m、記録証・参加賞の受け取りに行き、今度は下流側へ200m弱、荷物預かりに戻り、また上流側に約400m、島田駅へのバス乗り場に行きます。この行ったり来たりにはフルの後の足にはつらいものがあります。
 河川敷なので雨が降ると大変です。着替えなどに非常に苦労します。また、ゴール地点から島田駅までの大会専用バスがあるのは助かるのですが、なぜか駅から信号2つ分離れた通りで降ろされます(「島田乾杯タウン」ということで、参加者に街中の居酒屋に寄ってもらうという地域振興企画のためと思われます)。

 

《フルマラソンについて(大会HPより)》

 島田市役所前をスタートし、まずは約4.5kmの市街地コース。市街地コースの目玉はなんといっても本通から大井川川越遺跡へと続く旧東海道の町並。江戸時代、旅人が大井川を渡るために立ち寄った「島田宿」の雰囲気を感じて下さい。
 ノスタルジー溢れる川越遺跡を抜けると目の前には大井川のダイナミックな景観! マラソン専用コース"リバティ"へ入り、約10km地点に現れるのは世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」。蓬莱橋をくぐり右手に大井川を見ながら南下し、約20.5km地点で折り返して上流を目指します。 マラソンで一番辛い30km過ぎ、大エイドステーションが皆さんをお待ちしています! エイドで一息入れたらもうひと踏ん張り。
 上流の約38km地点を折り返せばゴールまで約4km。最後の力を振り絞って笑顔でフィニッシュ!
  コース全体を通して大きなアップダウンは川越遺跡を抜け大井川の土手に上がるところと、土手からリバティへ下るところのみ! あとはほぼフラットです。

 

《以下のコースマップ・会場案内図等は大会主催者作成の大会案内によるものです》

 

 

 

2016まで

《フルマラソン高低図》

 

 

 

2014まで

 

 

 

2013年まで